The Mind’s I

2004年3月23日 学部時代
The Mind’s I
/ Douglas R. Hofstadter, Daniel C. Dennett

邦題は『マインズ・アイ コンピュータ時代の「心」と「私」』出版は TBS ブリタニカ。読んだのは残念ながら邦訳版です(笑)。
読むきっかけは星野力の「ロボットにつけるクスリ」で紹介されて興味深かったから。マインズ・アイだけでなく、この本には面白そうな本(たいてい SF か SF 関係)がたくさん紹介されていてまだまだ楽しめそう。
今回は上巻だけ読んだ。分類としては SF anthology.

章によって読みやすいモノと苦労するモノがある。最初の数章は苦労するが、第2部「魂を求めて」から一気に加速して読める。有名どころは Alan M. Turing 「計算機械と知能 (Computing machinery and intelligence) 」、 Richard Dawkins 「利己的な遺伝子と利己的な模伝子 (The Selfish Gene) 」。特に後者は読みやすいというより、非常に「読ませる」文章である。
SF 短編として特に気に入ったのがスタニスワフ・レム (Stanislaw Lem) 「王女イネファベル」。下巻にも Lem の作品が収録されているので楽しみにしてます。

読みたい本メモ
ヒトとコンピュータの対話の歴史 ソフトウェアの20世紀/翔泳社

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