今年も院試がやってきた.

一年前の自分の姿を重ねつつ,後輩(N大の後輩,研究室の後輩)の応援をしに戦場へ.

キットカットを与えてきました.

大袋で買ったから余った.残りは研究室で.
修士の指導教員が内定。すなわち春からの研究室がようやく決定しました。

めでたく希望通り。
まぁH郷ではないので。そちらの研究室希望だったらそう簡単にはいくまい。

部屋探し…学部の前期試験までには決めないと辛いよね。けれど卒論発表終了前はきっと無理。

学部では(身に付いてはいないが)航空ばっかだったので、院では電気電子情報通信関係の強化が課題なり。
いちおう隣のコース(電子機械)の授業はなるべく取ってましたが…うちの学科は各コース間で被っている科目が多いので、電子機械でも卒業できる勢い。(残りは実験と卒研のみ(笑)って、それらが一番重要)
追記
T大 工学系研究科のTOEFLの扱いは
●予め受験した CBT or PBT を提出
●院試期間中に ITP を受験
で二者択一になったようです.
追記終わり

T大の工学系研究科だと、院試期間中にITPを実施。前もって受験したスコアを提出することも、ITPも受けて良い方を取ることも可能。(良い方を取れるかどうかは専攻によるかも…)

TOEFLなら対策法が多彩だし、何度も受けて上達が望める。
そして何より院試の負担が減る

で、そこでだ。

今夏の院試ではまだだけど、CBTは9月から次世代TOEFLになる。
次世代にはspeakingも含まれる。もしITPがこれまでどおりだったとすると、CBTとITPで大きな差が生まれかねない。特に日本人大学生にはITPのほうが好結果が出るのでは。

CBTでスコアを出しておいても、ITPを受ける人が多くなるんじゃない?そうすると負担減どころか負担増だよね…(CBTも受けてITPも受ける)

ITPの対応次第だけれど。

出発前に

2004年12月5日 大学院入試
えぇと。
今夜から研究室見学のために東の都へ行って参ります。

旅先から日記を更新!
…なんて洒落たことはするわけがないです。

アルコールロケット設計用にMURAMASAを持っていくことも一瞬考えました。
しかし私物ではない(研究室備品)し、研究目的でも無いので断念。
優秀な他のメンバーが進めてくれることでしょう。

朝帰り

2004年9月18日 大学院入試
だけど嬉しくも恥ずかしくも(by Dreams Come True)何ともない…

単に夜行で帰ってきただけですが。
たらふく食べて飲んだ後に夜行ってのは、かなり効くね。今度からは控えめにしよう。

実はわざわざ行ってくる必要は無かったというオチ。
次あちらへ行くのは12月の研究室訪問になりそう。10月末の柏オープンキャンパスにはあまり興味ないので…

第二購買部に(他のCDのは無いのに)花風のポスターが貼ってあるのが驚き。とても素敵な店舗です(笑)

受かっ

2004年9月15日 大学院入試
てました。U一さんも。
掲示板見てきてくれたGちゃんに感謝。

それで、事務室には行かなくてもいいんでしょうか?

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昼過ぎに大学へ行って4時過ぎまでずっと、久しぶりに揃ったコース仲間でしゃべってました。
明日はN大工学研究科の正式な発表ですが、内部生は全員合格確定らしいです。ある先生曰く、今年の学生は頑張っていたと。
実は院試対策に読んでおきたかったのだが、中央図書館でずっと貸出中、自分で買おうにも¥5,000もするので結局あきらめた本。

こっちに帰ってきたら返却されていて、借りて読んでみたら案の定Hill equationやら衛星の姿勢制御でのEulerの運動方程式やら出てました。

もっとも、読むだけの時間の余裕はありませんでした。
つまり解けなかったのは必然の結果だったってことですね。
面接。一人当たり5分だけ。

3.5人対1人だけど、面接官のほうが何を聞こうか考えているように見えた。結果に影響しないらしいし、ただのおしゃべりって感じでした。

研究計画は?
卒研は何?進んでる?
N大は受けたの?受かったの?
N大と比べて難しかったかな?
(私筆記試験受けてないですしかも航空じゃないし)
大学で興味持った科目は?
それだと機械情報は?あ、研究室見学したんだ。
両方受かったらどっち優先?N大は配属はもう決まってるの?ボスには言ってる?


自分に都合よい解釈かもしれないけど、受かってること前提でのトークっぽいよな?(特に最後の)

控え室も適当でした。出入り自由。もう決まってるんですからそりゃそうですね。

当然、帰りの新幹線は爆眠。
危うく新幹線に乗り遅れるところでした(ぷらっとこだまなので乗り遅れるとヤヴァイ)。東京駅には東海道新幹線の大阪方面ホームが3つもあるもんなぁ…

KO-MATSU-YA

2004年9月2日 大学院入試
疲れているはずだが、8時起き。スタバで朝食。

たぶん受かっているだろうと思って、列品館へ行って交換留学の話を聞く。(いきなりか)

東京駅まで行って入金の確認、その後手紙を出す。
山室の事務へ行って、だべる。来年度からも続けられるかな…などと淡い期待を抱きつつも、その事については述べず。

松屋店員の帽子にある「MATSUYA」のロゴは「KOMATSU」のロゴに似ているなどと考えながら昼食。

初台オペラシティのNTT ICCへ。
オレにアートは分からん

帰り、新宿。
そういえば昨日が花風の発売日だったなと思っていたら、塔でaikoの特大ポスター発見!試聴しようかと試聴機を探すが、人が多すぎでやめ…CD買って荷が増えるのも勘弁なので何も買わずに退出。

夕飯は再びなか卯。やっと明日帰れるよ…
午前午後それぞれ3時間…なるほど、この大学は院生に持久力を要求してるわけか。
午前午後の科目分けは公表されないので、試験開始までとりあえず圧縮流の本を読む。Modern Compressible Flowで軽く周りを威圧する(笑)
コンビニサンドイッチとリポビタン11でエネルギー充填。

A.M.
非圧縮流…低速風洞。ヒジョーに基本的、だがそれゆえ重要な事柄ばかり。
構造…不静定トラス。材力の知識で解ける。
宇宙システム…惑星間探査機。Hillの方程式。
熱…Brayton cycle.

4問中3問、選ぶ問題は決まっているので最初のページから解く。
流体・構造終わって2時間10分、悪くないペースか。しかし宇宙システムはなんだか問題数多いので、導出とか無しにいきなり式や答えをぶち込む。けど半分で時間切れ。やったこと無いのをいきなりやるには、もっと時間が欲しい所だった。

こんびにおにぎりとウィダーマルチビタミンinを腹に入れて午後に挑む。

P.M.
圧縮流…Fanno flow. 親切な誘導付き。
材力…不静定梁。梁理論のあらゆる事。
制御…前半はオブザーバと状態フィードバックの補償器。後半は回転剛体の姿勢安定性。
機械…タービンっぽかった。

午前同様最初のページから…あれ?ド忘れー?簡単なんだろうが、なぜか頭が回らず10分を失う。
あーもー、流体後回しにして材力いこ、材力。鬼のような計算の結果、終了。すでに2時間経過。
制御、前半を15分で終えるがEulerの運動方程式を覚えてないので後半はパス、自ら導くほどの余裕は無いダス。
流体に戻ると、さっき転けたヤツはあっさり出来た。しかし無情にも問題半ばでtime up.

全体で6〜7割ってとこ?
けど受験者の7割受かるんだから、まぁ受かってんじゃない?(根拠ナシ!)
なんか呆気なかったわ。こっちに来てからやけに冷静で、全然緊張しなかったなー。
今日はとにかく疲労感がスゴイ。午後の初めはやっぱり頭が働かなかったみたい。

疲労を和らげるために今日はホテルの風呂でなく銭湯へ向かったが、定休日…よけい疲労がたまるばかり。
夕飯の吉ブー特盛に、ものすごくガッツいてましたとさ。
今日は二度寝しないように、携帯のアラームがなると同時にテレビを点けて防衛戦を張る。
ついでに朝ちょっと電磁気を確認しておきたい。昨晩は眠くてやってられなかったので。

昨日が結構うまく行っちゃったので、調子に乗って今日こけないように気を付けねばなるまい。

7時半にU一さんより先にホテルを出て、スタバで朝食&電磁気学。U一さんも合流して大学へ。
この専攻の受験者は力学&熱力学という選択が多いみたい。力学&電磁気でいくってことを同級生のGちゃんに言ったら驚かれた。確かにこの分野は推進を扱う(特にT大は推進に強いイメージがあるけど、どうなの?)こともあって、熱力学をやる人は多いんだろうな。電磁気も使うけどね、この分野。
自分は熱力より電磁気のほうが得意だからそうしただけ。

大学周辺はその様子はなかったが、台風の影響でダイヤが乱れて試験時間は1時間シフトして10時開始。
力学は簡単な倒立振子。電磁気の最後はちょっと誤魔化したけれど、まぁ充分クリアーできるラインでしょう。

 

工学系共通科目を振り返る.
心配されていた英語だけど、他の受験者から大きく差を付けられることは無いって程度にはできた。
数学・物理は分かってる人には単純な問題、分かってない人は苦労する、けっこう良い問題だったのでは?

ところで試験室でも話しているのを聞いた「昨年の力学はとんでもない問題」説。
あれは半球の運動を重心の並進と重心周りの回転に分けると、たいへん難しい問題になります。60分じゃ解けないかも。
けど床と壁からの反力が球の中心(だった点)を通り、しかもその点は慣性系で固定される(これを証明するのは面倒かも。適当な理由を見つけて明らかに…としていいんじゃない?)ので、この点周りのモーメントと角加速度で運動方程式を立てるのが普通のやり方で、ちゃんと60分で解けます。

午前で終わったので、またまぐろ市場で食事して午後はブラブラ…
するわけにはいかない。むしろ明日が本番だ…
ホテルに戻るけど、やる気起きなーい。
どっか勉強できる所を探して、結局図書館でやる。
ま、そんな感じ。本郷三丁目の南で松屋を発見したので夕食。

−−−−−−−−−−

>いと播きさん
工学的な見地から述べると、次元解析の本質は
個々のパラメータ(速度,密度等)が異なっていても、無次元数が等しければ現象は相似になる
ってところでしょうか。
パラメータが変われば流れが変わるのは当たり前のこと、それなのにパラメータを変えても流れが同じになるとこが相似則の便利な所。
密度・速度・スケールに関してそれぞれ10通り実験するのは大変(10^3)だけど、相似則の存在が分かっていれば無次元数を変えてやって実験するだけで済みます。(受け売り)
寝坊したぁーぁーぁーぁー

ありえねー
まさに飛び起きて5分で支度完了、ホテルのロビーへ降りる。
歯も磨かず、顔も洗わず、寝癖も直さず、靴下もはかず(うげ)飛び出たものの、U一さんは落ち着いた様子。今から歩けば余裕で間に合う時間みたいだ。ケータイのアラームは、一回とめたらそれっきりの根性無しだからダメじゃ。

大学へ向かう道すがらコンビニで朝ご飯調達。歩きながらウィダーを飲み始め、ウィダーを咥えながら講義室へ入室。
逆にこれでリラックスできたかも。他の人から見たら、やけにだらしない受験者に見えたんだろう…寝癖そのままだし。

午前、英語。いきなり新渡戸稲造の「武士道」が出てきたときはどうしようかと思ったが、それを飛ばして2問目からは順調に進んだ。
4問目でBacon numberとSmall world networkの話、5問目でFeynman Lectures on Physicsを使ったりと、今年は(武士道が出てきたのも含めて(笑))面白い問題だったかも。稲造の一部が白紙なのを除いては、すんなりいけた。

昼休み...U一さんに昼飯買いを頼んで、トイレで歯磨き・洗顔・寝癖直し。やっぱり他の人からは変人に見られていただろう。昼食はコンビニおにぎり。
機械系も一緒の建物でやってるので、昼飯でN大生が集まった。

午後、数学。フツーーーでした。
確率と複素関数は初めからやる気無かったので知らないけど、特に難しい問題は無し。微分方程式はEuler型を忘れていたので飛ばし、線形代数・差分方程式/解析/ラプラス変換を解く。差分方程式は簡単、解析は面倒な計算だけ、ラプラスは制御屋には余裕だった。

夕飯...近くのまぐろ市場で食う。まぐろ市場だけど、鯵のたたき丼(実は鯵が読めませんでした)。食い終わってボーとしてると、外にG藤を発見!むしろ発見された!あちらは試験終了で、面接は3日後。なのでいっぺん名古屋へ帰ってゆきました。
うちらはまだ2日間試験…トータルで780分も試験室に拘束されることになる。体力勝負だな。

移動日

2004年8月29日 大学院入試
けっこう朝早く起きちゃった。出発までの空いた時間に数学の過去問をやる。A藤さんに電話したら、受験辞めるとのこと…受けちゃえばいいじゃん、って思ったけど6日間慣れない地で戦うのは辛いか。

12時、名古屋駅。S藤さんと合流して、駅弁を掻き込み新幹線に乗り込み。
ちょっと勉強家っぽく速読速聴Core1800を読み&聞き始める…5分後、睡眠に堕ちる。慣れないことをするもんじゃねぇや。その後Core1800の音をBGMに睡眠学習(意味無し)。

ホテルの部屋に荷物を置いて、大学の下見。自分は2,3回来たことがあるから(全て今年になってから)いいけど、相方の確認。

受験者の番号は134001から134087まで。でも辞めた人も数人いるだろうから実際は80名強ってとこか。7割くらい通るんだから、受ければ通るんじゃない?(根拠無し)

なか卯で夕飯を食べた後、部屋で数学を解く。6問中選択の3問は、線形代数・離散数学/解析数学/フーリエ・ラプラス/微分方程式のうちから選ぼうと思う。過去問はだいたい解けてる。2つ分からないものがある可能性は低い、と思うんだけど…
もう英語はどうでもいいや(泣)今からやったところで…

出発前夜

2004年8月28日 大学院入試
そんな感じで、明日出発。

大学でちょこっと数学を確認した後、矢場町で塔に登ってCD買い。KEANEのアルバム。
ど祭りで人がいっぱいいっぱいでした。

持ってく教科書選び。
各種流体力学に材力・弾力、数学、力学、電磁気…ヒェー。
けどカバンの中に収まっちゃった。でかいカバンだからな。
すんなり入ったと思ったら靴を入れ忘れてて、やっぱり(笑)と思ったり。

ふとTVを点けたら中横戦7回裏。無死満塁になっちゃったのでそのまま見続けてしまった。結局1点止まりで試合も負けたが、そもそも相手のミスがきっかけのチャンスなので流れに乗っていなかった感じ。

来週の予定。

月曜…英語と数学やってます。
火曜…物理かも。
水曜…専門科目っぽい。
金曜…面接されて帰ります。
とうとうこんな日になってしまいました。
N大情報科学のときは全然緊張も何もしなかったんだけどなぁ。
今は根拠も無く楽観的に構えてます。開き直りに近い…かも。

T大航空宇宙の同級生からメール。今年は87名受験らしい。倍率1.5倍。
去年の受験者が100名越えてたことを考えると、かなり気は楽になりました。けど当然みんなしっかりと対策してるんだろうな…

残り出来ることと言えば、持っていく教科書の選別と、持っていくCDの選別。iPodとかいったナウい物は持っていません。5年前に買ったCD Walkmanがよく耐えてくれてます。結構頻繁に使っていたのになぁ…
もしかしたら来週あちらで壊れるかも(笑)そしたらヨドバシあたりでこのD-NE10を買おう。

あ、でも1,2ヶ月待てば新製品が出るんだ。
「彼ら」はN大航空宇宙工学専攻を受験した方々のことです。
自分はT大航空宇宙工学専攻を受ける身なので終了してません…

朝,面接の前に連中を冷やかしに行きました.
皆がスーツに身を包む中,自分だけTシャツの優越感(笑)
ここでまた,むさい野郎のネクタイを面と向かって結んでやる(泣)

院試が終わった方々の表情は非常に晴々としていました。もちろん受かった人達だけしか見てません(ダメだった人はすぐ帰ってる?)

噂によるとT大の工学系研究科も院試英語をTOEFLで置き換えるらしい。情報理工学系に続き。平成18年度試験、つまり来年夏の試験から。

畜生ー

追記:と言いつつも、今年の英語は解き易かったのでヨシとしましょう。

秋の空

2004年8月20日 大学院入試
涼し〜い。(相対的に)
天気もよくて風も爽やかで、「あれ、秋?」て感じの一日でした。

悲しいかな、そんな日にも中央図書館に篭って材料力学(泣)
梁で頭を悩ませてました。

あと残り9日
や、だって書くものこれしかないもの(苦笑)

昨日までに流体力学を一通り見直しましたが、2週間半もかかってしまった。無駄に新しい本を読んだのがいかんかったようだ。しかもそれがよく分からないとなると、ショックが大きい。

N大学航空宇宙の方には、理工学社の「圧縮性流体力学」(松尾著)はお勧めしません。実例・応用例が多くて公式集的な使い方には向いてるかも。メンちゃんがやってる講義とは趣向が違います。素直にModern Compressible Flowにいったほうが賢明です。

そもそも流体力学を復習するのに気乗りしなかった。全然やる気が起きない。分かりにくい箇所は、簡単に流すだけにして後で余裕があれば見ようってことにしちゃったし。それに比べると今日はじめた材料力学は一気に教科書半分行ってしまいました。やっててよく理解出来てるのが分かると、俄然やる気がでますね。

院試まで残り10日
>買い物とか出かける気おきないし
とか書いておきながら、週末にちょっとだけ買い物に出かけました。
買いたい物、と言うより買わないといけない物なのであまり楽しい買い物はしてませんけど。

土日も勉強はゼロ。
今日初めて英語・数学の過去問を見てみましたが、ヤヴァイの一言。
ここの更新も再び停滞状態になりそうです。たぶんそうなります。

タイトルは今日会った同じコースの方のことです。いやいや、なかなかの好青年でしたよ。
はいはいはい、院試ゼロ勉でした。
別のタスクがあったもので。

しかし500字前後の文章を書き上げるのに丸一日かけるとは、非常に能率が悪いことをしてしまった。

かなり単調な毎日でやんす。
それでも買い物とか出かける気おきないし。
一日中家でゲームでもやってたい気分。

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