11/3の「いろんな事」のひとつです。
自転車で走りながら考えていた事です。自転車中は、いろんな事をしっかり考えている全く何も考えていないかのどちらかなので…
自転車を止めて、一気に携帯電話に入力してました。芸術文化センター前で(笑)そしてPCにメールで送信。
以前から考えていた事が、やっとまとめられました。

前置き1
運転免許を取得して当然自動車を運転する資格を得るわけですが、車校でいろいろ教わり、また自分で運転し始めると変化がそれだけではないことに気付きます。
交通ルールを熟知できることはもちろんのこと、自動車に対する意識の変化、具体的には「他の運転手の目を見る」ようになりました。
自分で自動車を運転しているときに限らず、歩き・自転車のときもフロントガラス越しに運転手の目を見ていますね。
「運転手の視線はどこを向いているのか」
「こちらの存在に気付いているのか」

これらを意識すると、かなり危機回避がし易くなりました。
それまで自動車全体を動く物体として見ていたのを、「動かすのは人間であり、どう動くかは人間次第」という当たり前のことにやっと気付いただけなのですが。

前置き2
私は自転車ツーキニスト(正確には通学)ですが、その行程はほとんど街中。
通学時に限らず常に自転車乗りに付きまとう問題の「自転車で通行する場所」ですが、私は基本的に歩道です。自転車本来の能力を生かすため(また歩行者の安全のため)には車道を走るべきなのですが、現在の日本の交通事情では車道を走ると逆にストレスが溜まってしまいます。(交通量が少ない場合は車道走行)
もちろん歩道走行時は歩行者最優先で、ビックリさせることもしないように心がけています。
のんびり進む派だし気持良くなければ自転車通学をする意味は無いので、今はこうするのがいいかな、と。

本題

昨日の出来事。
自分は自転車で歩道上を進行、右側の車道からは減速・左折し歩道を横断してガソリンスタンドに入る車。お互いそのままの速度だと、ちょうど車両先頭同士がぶつかりそうなパターン。
どちらかが止まるしかありません。結局自分が止まりました。
気付いた時から運転手の目を見ていましたが、その視線は進行先しか見ていない(だからこそ自分が止まったのですが)。左折前に歩行者や自転車が見当たらなかった(自分は街路樹の死角にいた?)から、そのまま進入したってところでしょうか?(まさかこちらが止まること前提で突っ込んでることはなかろう…)
自分には十分余裕がありましたが、そうでない時があったり自動車の方が止まると思ってたりすると、普通に通行してるだけで危険です。普段からコマメに注意して自衛しようってことですね。
(特に自転車はそれなりに速度がありますので。今回の運転手みたいな風だと、いきなり視界に自転車が出現して急ブレーキ、ということになりそう。)

事故に遭わない秘訣はと言うと、
「歩行者は飛び出すもの、車は止まらないもの」
「自分以外は交通ルールを知らない」

と仮定する事だと思っています。
完全にそう考えてしまうと外へ出られなくなってしまうので、人々はある程度仮定を緩和して近似解を求めている。
そして近似だから誤差(事故)が生じてしまう。

似たようなよくあるケースで、主要な道路へ脇道や駐車場から合流する場合。
徐行はしているけれど、運転手の視線は進路上とこれから彼/彼女が合流する道路の自動車がやってくる方向(つまり運転手は右を見る)のみ。
合流する道路の手前にまずある歩道/横断歩道上へと左右から近付いてくる物体は、まるで彼/彼女の世界には存在しないかのよう。
歩行者なら止まれるからいいです。15km/hの自転車だと?
運転手の向かって右側から近づく(つまり車道の自動車と同じ進行方向)なら視界に入るので運転手も気付けます。
しかし左側から近づくモノは見えてません、いや、見ていません。

実際自分もそれでぶつかってしまいました。自動車側が止まりかけていて速度ほぼゼロだったところの側面に自分がぶつかっていく形になったので、膝を打った程度で済み自転車もレンチで修復できる程度。運転手はぶつかって初めて気付いていた。

普段走行していてこの事例が一番気になる(実際に事故がどれだけかは不明)。主要な道路ほどその傾向が強い(自動車専用道と思っているのか?)。

完全では無いけれど回避方法は「向かって左側の歩道を通行する」
たいてい車道を挟んで両側に歩道がありますが、自転車は自動車と進行方向を合わせよう。今は歩道上ではどちら向きにも自転車が走っていますが、その進行方向を制限するわけです。
個人的に心がけるだけでもいいですが、ぜひ全体で実行してもらいたいです。

遠回りになって面倒ですって?
当然。車両なんだから。自動車だったら目的の駐車場へ入れるために遠回りも普通にするでしょう。近いからって反対車線を逆走したりしません。
自転車なら降りて押して歩くことができるのでまだマシですよ。

左側歩道通行は安全のためもありますが、むしろ自転車も車両だという意識を取り戻すことが肝心なところです。
もちろん理想は自転車道ですが、現実的にいきなりそれは無理(歩道通行禁止で車道走行に戻るというのも、ありそうにないし)。とりあえずこれから始めてみたらどうでしょうか。

もちろん左側歩道の車道寄りを通行しましょう。でないと、建物や脇道から出てくる人にぶつかりますよ。

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