The Dave Brubek Quartet
Time Out

 

変拍子 (time out) ばかりを集めた,その名の通り変なアルバム
Steve Race によるライナーノーツの一部,各曲に対する解説を後で見たくなった時のために記録.

 

1 - Blue Rondo a la Turk
 9/8. しかし通常の 3-3-3 ではなく 2-2-2-3 の9拍子.
最もジャズ離れした (the most jazz-remote) 拍子記号である.
次第に3連8分音符の4/4に切り替わる.
後に2小節ずつ9拍子と4拍子を切り替えながら主題を迎え入れる rondo 形式である.

2 - Strange Meadow Lark
 フレーズが10小節単位である.

3 - Take Five
 その名の通り5拍子 (5/4).
とても反抗的な拍子記号 (the most defiant time-signatures in all music) なのだが,通常の期待を裏切って実にスイングするのである.

4 - Three to Get Ready
 一見(一聴)単純な C major の Haydn 風ワルツのようだが,まもなく3拍子と4拍子の間を揺れ動き,3拍子2小節に4拍子2小節が続く構造が明らかになる.

5 - Kathy’s Waltz
 4拍子 → quick waltz (Someday My Prince Will Come をフィーチャーしている) → slow 4拍子

6 - Everybody’s Jumpin’
 6/4拍子.はじめは vague, 徐々に strong beat.

7 - Pick Up Sticks
 6/4拍子.ベースが6つの音符で regular pattern を刻む.
Passacaglia に基づいて全体構成が成されている.

 

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