The Dave Brubeck Quartet - Time Out
2007年3月14日 音楽The Dave Brubek Quartet
Time Out
変拍子 (time out) ばかりを集めた,その名の通り変なアルバム
Steve Race によるライナーノーツの一部,各曲に対する解説を後で見たくなった時のために記録.
1 - Blue Rondo a la Turk
9/8. しかし通常の 3-3-3 ではなく 2-2-2-3 の9拍子.
最もジャズ離れした (the most jazz-remote) 拍子記号である.
次第に3連8分音符の4/4に切り替わる.
後に2小節ずつ9拍子と4拍子を切り替えながら主題を迎え入れる rondo 形式である.
2 - Strange Meadow Lark
フレーズが10小節単位である.
3 - Take Five
その名の通り5拍子 (5/4).
とても反抗的な拍子記号 (the most defiant time-signatures in all music) なのだが,通常の期待を裏切って実にスイングするのである.
4 - Three to Get Ready
一見(一聴)単純な C major の Haydn 風ワルツのようだが,まもなく3拍子と4拍子の間を揺れ動き,3拍子2小節に4拍子2小節が続く構造が明らかになる.
5 - Kathy’s Waltz
4拍子 → quick waltz (Someday My Prince Will Come をフィーチャーしている) → slow 4拍子
6 - Everybody’s Jumpin’
6/4拍子.はじめは vague, 徐々に strong beat.
7 - Pick Up Sticks
6/4拍子.ベースが6つの音符で regular pattern を刻む.
Passacaglia に基づいて全体構成が成されている.
コメント