懺悔

2005年8月17日 エッセイ
高校の同級生にこちらの大学で再会した時,また自分の悪い癖を出してしまった.

その後,彼女(単なる人称代名詞でございます)に指摘されて初めて自分の犯した罪に気づいた.

「度胸がない,自信がない」という言い訳を利用して「いつか声をかけられたらいい」と自分のことしか考えておらず,相手を避けて,逃げ隠れていた日々.

偉そうに悩んでいるつもりで,自分のことしか考えていなかった.
相手の立場で物を考えることを全くしていなかった自分.相手がどう受け止めているのかを考えていなかった.
見方を変えればシカトだよ,これ.簡単に分かることじゃないか.

自分の気持ちを素直に表現できないことの罪深さ.未熟さ故に相手を傷つけてしまった.
自分に必要なのは度胸ではなく,相手の気持ちになって考えることだったのか.

(つづく)